日本の水道水は数十年後に飲めなくなる!? 水道管が破裂する前に今のうちにガンガン飲んで年間3万6,000円節約してお金貯めとけ!!!
どうも、僕です。
自他共に認める水道水大好きマンが今日は水道について書くぜ。
僕は日頃から水道水に世話になりまくっている。
洗濯など一般的な家事だけでなく、水道水もミネラルウォーターも味が変わらないという僕の貧乏舌特性を生かして、日々節約の役にも立てている。
簡単な試算だが
- 一本100円の500mLのミネラルウォーターを一年間毎日飲むと3万6,500円かかる
- 東京都の水道水は0.238円/Lである。つまり水道水を一年間毎日2Lずつ飲んでも200円未満しかかからない
このように、量も値段も水道水が圧倒的に優秀だ。安全基準も水道水の方が厳格だし。特に何の苦労もなく年間3万6,000円も節約できる手段って他にあるか?
僕はその方法を知らない。
そして僕はこの浮いたお金で将来のための投資ができているわけだ。水道水って最高だな。
そしてそれも日本のインフラ整備が素晴らしく、日本全国どこでも綺麗な水道水を供給してくれているおかげだ。
サンキューニッポン。
ところが日本の最大の長所である
- 水道水の飲める美しい国ニッポン
これが失われつつあると知っているだろうか。
日本国内の水道管の長さを合わせると地球の円周を軽く超える事実
高度経済成長期に日本全国に増設されまくった水道管。全長は65万キロにもおよび、おかげさまで日本国内において97%以上の供給率を誇る。
これは日本国内の人間が住んでいるほぼ全ての地域において安全な水道水を提供できているという事実に他ならない。
よほどの僻地でなければ蛇口から水道水が出てくる。この環境は世界でも類を見ないほど恵まれているのだ。
外国人にマウントを取られた時に、
日本人「でもお前の国の水道水飲めないよね?」
であらゆる国に対してこのマウントを取り返すことができる。名実ともに最強の武器だ。
だが、それも今のうちだけかもしれない。
失われていく『飲める』水道水
2019年現在、その水道管のうち8万キロ(赤道円周の2倍! 長いね!!)が設置から40年を超え悲鳴をあげている。
前提として一般的水道管の耐用年数は40年で、そろそろ交換しないとやばいってこと。誰だって賞味期限切れの食べ物は食べたくないのと同じ。
単純に言えば耐用年数を超えた水道管は『いつ破裂するかわからない状態』ということだ。そして僕たちの歩くアスファルトの下には無数の水道管がある。
よって40年を迎える前に新品に交換するのがインフラ維持のための最適解だろう。
だがその最適解は理想の答えであって現実にはそぐわない。先に述べたように、水道管の多くは高度経済成長期に作られたものだ。
- 高度経済成長期:〜1970年代
- 水道管の寿命:40年
- 今は2019年
何が言いたいかわかるよな?
『現在破裂の危険性が高い8万キロ』どころか全国の水道管の内もうすぐ40年目を迎えちゃうやつが多数を占めているのだ。
じゃあ尚更全部取り替えれば良いじゃんって思うよな。老朽化した水道管が破裂することで、道路が陥没したり周辺の住居が浸水する恐れもある。
そもそも老朽化により管の内部に錆が生じることで水道水の品質にも影響が出る可能性がある。
聞けば聞くほどそんな危険なものはさっさと取り替えた方がいいよな?
でも無理なんだ。
- 誰がその金出すの? (1キロ直すのに1億円かかります)
- 誰がその工事やってくれるの? (現時点で技術者が足りないしこれから増える予定もありません)
- 全部替えるのに今のペースだと130年かかるらしいけど? (人間の寿命は100年くらいです)
はい絶望。やべーよな。
どうしてここまで追い詰められているか。これはもう仕方のないことで、僕たち人間は臭いものには蓋をして目を逸らすことで精神の安定を保つ習性がある。
その習性に従い、この問題を見た過去の人間たち全員が見て見ぬ振りをし続けてきたのが原因だ。無闇に責めるのも酷だろう。
というわけで僕たちも見て見ぬ振りしたいのだが…流石にもうそれは無理。
現実的な対策について話そう。
目下やるべきこと(国家編)
難しい話は抜きにして、やるべきことはただ一つ。
- 水道管に優先順位を付け、過疎地域の水道管は放棄すること
これをせねばならない。非情に思えるかもしれないが、このままでは全員が共倒れする。
過疎地の人間は人口の多い地域に移動してもらう。健康で文化的な生活をしてもらうために、故郷も思い出も捨てて全く知らない土地で生きてもらうしかないのだ。
もはや現状の形で水道普及率97%を維持するのは不可能。仮にこの水準を維持しようとすれば水道料金が10倍以上になっても足りないだろう。
それくらい追い込まれている。言うなれば今飲める水道水は未来から見れば大変貴重でありがたーいもの。
そんなのがガンガン飲めるって幸せ!!
はい、現実逃避は置いといて。もっと嫌なことを言おう。
この国に『勇気ある決断』など期待してはいけない
断言する。この国は絶対にガチのマジで崩壊寸前になるまで『どの地域のインフラを残すか』の決断はできない。
- 過疎地住民への立ち退き要請
- 受け入れ先の自治体への援助
- 過疎地を切り捨てたとしてもなお足りない技術者の育成
- 地震対策
一応、水道管の延命技術により20年くらいは寿命を延ばせるらしい。だが焼け石に水だ。そんなもの一時凌ぎにしかならない。
いや、一時だろうと凌げるのは素晴らしい。だがそれと並行して地域の選定は絶対に行わなくてはならないのだ。
素人の僕が考えるだけでもこれだけのことをやらなければならない。多分、こんな貧乏くじ誰も引きたくないと思う。
そして思い出して欲しい。この国の姿を。
領海侵犯されサンゴを根こそぎ奪われようが、一発開戦モノの軍用レーダーを照射されようが反撃も何もしなかった国だぞ?
頭を伏せて震えていればいずれ脅威は去ると本気で信じている人間しかいない国だぞ?
煽ってごめんな。
でもそうだろう? 見渡してみれば『我慢してたらなんか解決したわ』って人間ばっかりだ。行動することを恐れている。
言っては悪いがこの国は大した対策も無く滅びに向かっている。緩やかだが絶対に止められないスピードで絶望に向かって転がり落ちている。
嫌いな言葉だが、痛みなくして得るものは無い。まさにその状態に直面しているのだ。
そしてその痛みを受け入れても良いと言える人間はいない。誰もが痛みなど感じたくないし、そもそも広がり続ける貧困によりそんなことを考える余裕がある人間も減っている。
詰んでいるんだ。完璧に。
やるべきこと(個人編)
でもやれることはある。僕は準備しているぞ。貧乏ながら抗おうとしているぞ。
- 30年後まで水道管が生き残っている確率が高いであろう都市部に就職する
- 水道料金高騰に備えて長期目線の資産運用で金をある程度作っておく
- いつでも国外逃亡できるように英語を勉強している
あなたはどうだ? 金があるなら多分なんとかなる。無いならなんとかして稼いだ方がいいぞ。
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貧乏人のみんな。露骨な宣伝だが楽天VTIは良いぞ。本家VTIでも良いし、S&P500連動のETFでもいい。とにかく30年で少しでも確率高く金を貯めるために何かした方がいいぞ。
だが一攫千金は狙うな。
厳しいこと言うけど大多数の凡人はそんな奇跡起こせないから。水道管が破裂する前に君の人生が崩壊する。だから『時間を対価に』比較的安全な長期投資しようぜ。
自分の身は自分で守るのが一番だから。
改めて確認する水道水が飲めることのメリット
散々脅かしたが、今すぐに水道水が飲めなくなるわけではない。
まずは落ち着いて現状を確認しよう。水道水のメリットは
- 圧倒的に安いためミネラルウォーターの代わりに飲めば金が貯まる
- 蛇口をひねれば24時間すぐに出てくる
- 朝30秒あれば水筒に入れて持ち歩けるので実質いつでも飲める
こんなに便利なんだ。これが存在するうちは目一杯利用してやろうぜ。金に余裕があるなら浴槽に溜めてお風呂に入っても良いしな。
んで悲しいかな、近い未来ではこれに新たな一ページが加わる。
- 昔は水道水飲めたんだぜってドヤ顔できる
本当に悲しいけどこれ現実なのよね。今のうちに僕は水道水飲みまくって金を貯めまくって30年後に金持ちになって美味しい水飲むわ。
ではでは