<メモ記事>米国高配当ETFまとめ<インカムゲイン目的>
どうも、僕です。
2018年11月現在、僕のポートフォリオは楽天VTIのみで構成されている。
気が付けばトータルリターンも‐7,000円台(2018年11月5日)と持ち直してきたが今回は違う話なので割愛。
今回の話は米国高配当ETFについての話だ。なぜこの話題になったか端的に言うと
なんか配当がほしい
定期的にもらえるお金が欲しい。ツイッターやらブログやらで「配当が出たよー」と報告している他の投資家の人たちが羨ましいのだ。
んで僕は米国以外の株式を扱う気が無く、そして個別株を扱うほどのめりこんでもいないので配当を得る手段として米国高配当ETFを調べてみることにした。
もちろん僕の小さな運用額ではもらえる配当はたかが知れているし、なにより楽天VTIのキャピタルゲインで20年後のお金持ちを目指す作戦は継続するつもりであるため今すぐに高配当ETFに手を出すわけではない。
単純に気になったので調べてみて、んである程度まとまったから記事にしてみようと思った。というわけでまず高配当ETFを羅列していくぞー。
あ、これから出てくるチャートは以下の記事にて使い方を軽く紹介しているぞよ。
www.haiagare-sasami-r-vti.work
VYM
・株価:84.47ドル
・経費率:0.08%
・配当利回り:3.18%
みんな大好きバンガード社のETF。経費率も抜群に低い言わずと知れた米国高配当ETF。キャピタルもインカムも取れそうな優良ETF。四半期配当。
テクノロジーと金融、そしてヘルスケアの順にセクター比率が高い。銘柄は400を超えるため分散し過ぎ説もある。
HDV
・株価:90.03ドル
・経費率:0.08%
・配当利回り:3.47%
ブラックロック社のETF。VYMに負けず劣らず人気。両社は互いを意識し合っているらしく経費率をぴったりと合わせてきている。同じく四半期配当でキャピタルゲインも期待できる。
セクターがエネルギーや生活必需品、そしてヘルスケアで6割を占める。銘柄は70~80程度とVYMより少ないが分散としての効果は十分。VYMより少ない銘柄を次々に組み替えていくため回転率が非常に高い。
VIG
・株価:104.83ドル
・経費率:0.08%
・配当利回り:1.89%
こちらもバンガード社より。前の2つとは少し毛色が違い、『10年連続増配』銘柄を集めたETF。前者二つがすでに高配当であるのに対し、『これから高配当になるであろう』銘柄を集めたもの。故に現在の配当利回りは低め。銘柄は190程度とHDVとVYMの中間くらい。そしてこちらも四半期配当。チャートを見る限りキャピタルゲインも期待できるかも。
しかしマイクロソフト、ジョンソン&ジョンソンなど名だたる成熟優良企業も10年連続増配を満たしているため若い企業ばかりという訳でもないのに注意か。
ここまでは僕でも知ってた有名どころ。では次は最近知ったなんとなく面白そうなETFたちだ。
VCLT
・株価:83.80ドル
・経費率:0.07%
・配当利回り:4.82%
再びのバンガード社。ブルームバーグ・バークレイズ米国長期社債指数に連動する投資成果を目指す。経費率も低く、配当利回りは5%近くでさらに毎月配当と一見とても魅力的。VTIとの比較チャートを見ると債権的動きをしていることがよくわかる。
つまりキャピタルゲインがさほど得られないであろうことは容易に想像できる。トータルリターンでVYMやHDVに勝てるかどうかは要検討。
PFF
・株価:35.89ドル
・経費率:0.47%
・配当利回り:5.23%
ブラックロック社。米国の優先株式で構成される指数と同等の投資成果をあげることを目指す。こちらも毎月配当。
驚きの経費率。驚きの配当利回り。びっくりするくらいチャートが乱高下するので正直言って買う気がしないキワモノ枠。
やばいだろこの動き。怖すぎる。FXかよ。
ちなみに優先株式とは株主総会で議決権を放棄する代わりに配当金を優先的に受けることを約束するものらしい。この部分はいい感じ。
今のところ興味があるのは以上。なおこれらの銘柄についてより詳しいデータがブルームバーグのサイトで閲覧できる。たとえばHDVならこんな感じ。
終値から直近配当利回りもわかる。
トータルリターンは最長5年なのが物足りないが、まあ参考にはなる。こういうデータを眺めてみるのも勉強だろう。
VCLTは本当に魅力的か?
個人的に気になったVCLTという米国長期社債系ETFについての考察。と言ってもトータルリターンを比較しただけだが、チャートやデータの比較で見えてくるものもある。
www.haiagare-sasami-r-vti.work
ではでは