<配当利回り4.15%以上>SPYDを約32,000円分買い増ししたぜ<買いのタイミング>
どうも、僕です。
SPYD買っちゃった
あまりお金無いのにね。でもやりたいからやったんだ。
つーか三万二千円って書くより32,000円って書くほうがお金感ある(独断と偏見)。
というわけでSPYDを買い増ししたぞよ。なぜこのタイミングかは2つの理由による。
- 心理的動機:最近日和ってたので投資に対する熱を強制的に再燃させたかった
- 機械的動機:SPYDの買いの基準は『平均配当利回りである4.15%』を上回ったタイミングであるから(三菱サラリーマンさんの受け売り)
以上である。
それぞれについて書いていく。
最近心理的に弱気になっているのでは?
よく言えば慎重になった、大人になったと言うべきか。
『投資生活を長く続けるためにも生活防衛資金って大事だよね』
1年前の僕がなんとなくその通りだなーと同意していたこの意見。
今の僕も漫然とこの言葉に従った生活を送っている。いわゆる安全志向。冒険せず、コツコツとやっていくスタイル。
だからこそ今、SPYDを買うと決めた。ただでさえ低い現金比率をさらに下げることにした。
僕がギラギラと目を輝かせていた頃に戻るために。初心に帰るために。
投資対象がつみたてNISAだけでいいのか?
始まりはこの思いだった。
このブログを始めた最初期の頃、僕はもっと熱い想いを持っていた。それこそ余剰資金を全て投資に打ち込むのが正しいと言わんばかりの思考に染まっていた。
つみたてNISA口座における楽天VTIへの投資に飽き足らず、特定口座での楽天VTIへの投資も行なっていた。
だが今はほぼつみたてNISA一本である。
確かに最初に決めた『毎月の楽天VTIへの投資』自体は欠かさず行っている。今年も無事に40万円枠を使い切る算段である。
病める時も健やかなる時も、これからもずっとだ。それは変わらない。
それ自体は良い。だけど今の僕は以前の僕と決定的に違う。
それは学生からサラリーマンになったこと。そしてダメなのは『収入が増えたくせに投資額が変わっていない』ところだ。
『無駄に遊ばせている』お金がある事実
これがこの項目で最も重要なところ。
学生の頃ははっきり言って年40万円を投資に回すのはなかなかにキツかった。
だが今はそうではない。年40万円を投資に回してなおお金が余っている。悠々と貯金をするほどの余裕がある。
この『余っている』のが問題だ。余ってても良いや、なんて意識を持ってしまっているのがヤバいと思う。
今の僕は毎月の給料から楽天VTIへの投資を行う一方で、約3.5万円分を差し引いた残りを『余り』と認識する。
余っているのであれば使っても良いという心理が働く。美味しいものを食べたりとかね。それはまだ良い。
だが真に宜しくないのは、『生活防衛資金としてある程度のお金を手元に残しておく』という行動の根拠が弱くなったのにも関わらず、それを改善せずに継続していることだ。
定期的な収入があるのならそこまで貯金にこだわらなくても良い
つみたてNISA口座の楽天VTIは非課税のメリットをドブに捨てる真似はしたくないので別だが、SPYDなら現金が必要な際にその分だけ売却したら良い。
SPYDなら短期間でそこまでマイナス方向に変動しないし、そもそも実際に現金が必要となるような状況に陥る確率の方が低い。
そしてもし働けなくなるような状況に陥ったなら公的な補助を受ければ良い。そのために日頃から税金を払っているのだ。
そう考えればわざわざ『生活防衛資金』と意識して貯金をするのは意味が無いと結論付けられる。
というわけで今後の生活、投資方針を改めて定める。
- 余ったお金で美味しいものを食べる←生活が潤って労働意欲が生まれるので『継続する』
- 生活防衛資金という名の貯金額を増やしてほくそ笑む←SPYD買った方が有意義なので『良くない』
前者をむしろ人生を豊かにする素晴らしい行為の数々である。
それは認める。
だが『それだけ』ではダメだ
今の生活に潤いを持たせるのが悪いことなのではない。将来のための投資を『今』まさに蔑ろにしているのが問題なんだ。
というわけで後者の『とりあえず貯金』を『SPYD購入』に変更するぜ。
ちなみに『元本800万円じゃ足りない』という危機感は最初に感じていた
好意的に見ても楽天VTIに毎年40万円の投資を20年間続けたとして、それで得られるリターンは精々元本の2倍程度であろう。
具体的に計算するがつみたてNISA口座において20年間かけて楽天VTIを800万円分積み上げることができるが、その2倍のリターンを得られたとして2,400万円。
2,400万円は大金だ。そしてまず元本800万円ですら今の僕からしたら大金も大金である。
しけしこの額を積み上げることは確実にできる。僕ならできる。というか誰でもできる。なぜなら時間が味方をしてくれるからだ。
だが足りない
『元本の2倍のリターン』というWISH的思いが実現したとして、それで生まれた2,400万円でも足りない。
何故足りない?
それは高配当のSPYDですら税引後配当利回りは3.5%を余裕で下回る程度しかないからだ。
仮に20年後に値上がりした楽天VTIを全額売却し2,400万円の現金を手に入れ、それをSPYD購入に充てたとする。
これで得られる年間配当は80万円程度。素晴らしい金額だが、『足りない』のだ。
僕にとってね。
元本が大きいほど高い配当利回りの恩恵を受けることができる
当たり前のことだね。でもそんなに実感は無かったんだ。
んで、先日SPYDを買ったことで僕は年間配当として800円程度を得る権利を得た。
たった800円である。少ないことこの上ない。
この数字を見て元本を早急に積み上げることの重要性を再認識した。今までそんなに真剣に見てなかったことをそこで初めて直視した訳だ。
あるいはツイッター上にいる化け物みたいな入金力を持つ人たちの資産推移を見たからか。楽天VTI鬼積たろうさんオススメだぞ(唐突なステマ)。
彼らの資産変動は日に僕の何十倍ものボラティリティとなり、もはや現実味の無いレベルである。
でも彼らの姿が好きなんだ。そして僕もその域に達してみたいなと思ったのだ。
憧れは理解から最も遠い感情(by愛染様)だけども、でもやっぱり憧れるよね。
というながーい僕の心理的な理由を語った訳だ。次は打って変わって機械的(?)な理由だ。
『平均配当利回りを上回った時に買う』という機械的手法に賛同した
2つめの理由がこれである。
タイミング投資をより明確な基準(そして基準自体は簡単に選定できる)で行うといった感じ。
狙いすぎると機会損失やら高値掴みを引き起こしタイミング投資だが、この手法かつバイ&ホールドを組み合わせればその心配は無いと僕は思っている。
詳しくはこちらのリンク先記事にて。
ありがとうございます。三菱サラリーマンさん。
んで、これについて簡単にまとめる。
- 高配当系は基本的に『現在の配当利回り』>『設定来平均配当利回り』であれば『買い』のタイミングとみなせる
- 株価が下がると配当利回りが上がるため、最近はSPYDの配当利回りは上昇している
- 2019年8月16日現在の配当利回りは4.77%で、一方平均配当利回りは4.15%である
『現在の配当利回り:4.77%』>『平均配当利回り:4.15%』なので今は『買い』
ちなみに現在の配当利回りは購入ページで確認できるぞよ。画像は2019年8月16日のもの。
※左下あたりに買いてあるよ
つまり今は僕ルール(受け売り)で定められた『買って良いタイミング』である。しかも割と大幅に上回ってるのでかなり良いタイミングでもある。
実に機械的だ。投資で失敗する要因に人間の心理がある(下落時に狼狽売りをしてしまうといった具合のアレ)。
だがこのルールならば僕の感情が入る余地は無い。自分が納得できる合理的な基準を決めて、それに従って購入するだけ。
だから買った。
さらに言えばSPYDはETFであり、個別株とは違ってキャピタルゲインも十分に狙える可能性が高い。
※本当に『キャピタルゲインを沢山取りたい』なら全額楽天VTIに投資することをお勧めする。僕はSPYDも好きなのでこちらも買うという選択をしただけ。配当好き。
よって長期的バイ&ホールドを行っていれば、保有SPYDの高利回りを維持しつつ、いずれ今の取得額は割安とみなせるようになるためキャピタルゲインも取ることができると僕は考えている。
以上。
これらの理由を持って僕はSPYDを買い増しした。たった32,000円だけどね。
でもこれからも給料が入るたびに、今回定めたルールと照らし合せながらSPYDを買っていくぞよ。
もう一度取り戻すんだ。あのヒリヒリ感と情熱を。
ではでは