<2019年5月28日>楽天VTIのトータルリターン公開。新入社員に待ち受ける『配属先決定』の足音……総合職は辛いぜ<転勤もあるぞ>
どうも、僕です。
クッソ眠い。
僕は大体月曜、金曜、土曜日に筋トレをしている訳だが、そうすると翌日の眠気がやばい。バーベルに痛めつけられた体がダメージから立ち直るために栄養も気力もガンガン使ってるのがわかる。
筋トレ後に大量の炭水化物と肉をぶち込んで10時間寝れば体の疲れはマシになるんだが、飯はともかく実際のところサラリーマンは睡眠時間の方はそこまで確保できないので眠気に襲われまくって辛い。
というわけで今日は早く寝たいのでさっさと記事を書くぞ。早速いくぜいつものやーつ。
トータルリターン
いつものいつもの。
-1,125円
ついに含み損に再突入。米中貿易戦争の影響はまだまだ続くようだ。まあ原因なんか気にしても意味ないけどな。本当にそうなのかも僕なはわからないし。
ちなみに中国国内の中国人は、中国にとって都合の悪い情報から切り離されているので、今回の下落について何の情報も得られずに僕たちのような『とりあえずの原因』すらわからないという状態らしい。
すげーよな。サイバーパンクな世界がもうすぐそこって感じ。
んでその背景は置いといて、世界情勢から切り離されて投資ができるというのはインデックス投資家にとっては良い環境かもしれない。
なぜなら人間が投資で失敗する原因は心理的要因が強いからだ。
人間は『かもしれない』を想像することができる故に失敗する
車なら『かもしれない運転』は有効だ。むしろできない奴は車に乗るな。だが投資においてはその豊かな想像力が時にデメリットとなり得る。
根拠の無い『下がるかもしれない』という気持ちが狼狽売りをさせ、イナゴに集られるどう見ても上がりすぎな株に『俺が買った後もっと上がるかもしれない』と手を出して高値掴みをしてしまう。
そんな失敗をするくらいなら、いっそ毎月積み立ての設定だけしてあとは一切トータルリターンなども見ずに、無心で毎月積み立てした方がインデックス投資はうまくいくだろう。
なお僕はブログネタのため、そして狼狽売りは絶対にしない自信があるのでトータルリターンは定期的にチェックする。
結局のところ、短絡的な行動は除くが何事も自分が好きなようにしたらいいのだ。そのろうが後悔も無いだろうし。
そう、後悔と言えば。サラリーマンのみんなは就職した後に公開したことはあるかい?
僕は今のところ無い。でも後悔してしまった人に最近出会ったんだ。
『後悔』という言葉。総合職サラリーマンは『転勤』という恐怖に晒される
まず僕より先にサラリーマンとなった先輩から聞いた『後悔』した話。
その先輩の会社に入ってからの人生。
- 研修後の配属先にて3ヶ月過ごす
- その後5年間にわたり各地を3〜10ヶ月ペースで転々とする
- 6年目〜8年目現在、今の場所に落ち着く
- 定住しないため彼女無し
- なおこれからも転勤はあるかもしれないと伝えられている模様
後悔してるんだって。給料は少なくていいからもっと転勤の少ない仕事をしたら良かったんだって。
つーか普通にやばくね? 彼女いないのは本人の資質もあるとして、それを除いてもこの転勤の多さはやっぱり総合職やべーわ。
そもそも入社8ヶ月目から転勤とかおかしいだろ。新入社員なんだから各地に求められるようなバリバリ仕事ができる有能社員って訳でもないのに。それなのにガンガン転勤させられる恐ろしさよ。
その先輩は金を稼ぐために断ることもできずに、おそらく上からは『転勤させやすい奴』として認識されている。
一度付いたイメージはなかなか払拭できず、結果あの先輩はこれからも『転勤』という2文字に怯えて過ごす日々を過ごす。
僕なら絶対嫌だわ。でもいざ言われたら従うしかないのがサラリーマンの辛いところ。だって職失いたくないしな。
それに転勤だって考えようによっては悪いことばかりではない。住めば都という言葉もあるしな。
もちろん度を越したパワハラは出るとこ出るけど(実際ほぼ強制転勤とか権力を盾にしたパワハラ以外の何物でも無いが)こればっかりはプラスに捉えた方が人生楽しくなるだろう。
これは僕の本心からの言葉だ。だがこんなことを言えるのは他人事だからだ。自分とは関係ないと思ってるから無責任に心から「まあ良いこともあるよ」なんて言える。
それは悪いことではないが、決して良いことでもない。
そしてまさに今僕たち新入社員は『自分事』としてこの状況に陥っている。
研修2ヶ月目終盤にして『適正無し』部署に配属される新入社員が誕生
僕の会社では本来新入社員に4ヶ月程度の研修期間を課すが、ある条件を満たすとそれが特別に短縮される。
新入社員から数名だけ選抜される、まさに選ばれし人間というわけだ。
この選ばれた人間は今の研修施設から『より実践的な研修を受けられる場所』に移される。
『実践的』
そもそも総合職とは『管理する側』の人間である。実践部分についての理解も必要だろうが、それよりもまずは上に立つ人間としての教育が第一に求められるはずだ。
つまりは『実践的』とは『非総合職』であり、今回早々に研修を切り上げられた者たちは総合職としての『適正無し』と判断されたことに他ならない。
これ以上総合職としての研修を受けさせても無駄なので、早々に切り上げて他の部署に回されたという訳だ。実に合理的である。
契約があるので総合職としての待遇も職位も変わらないが、今後の業務内容は明確に変わる。おそらく島流しにあった彼らは、今後やりたいことをやれない境遇に苦しむことになるのだろう。
毎年繰り返される『適正無し』の裁定
この実に合理的かつ非人間的な『島流し』は毎年必ず行われるらしい。その実践的な部署への配属を元々希望する人間は少なく、例年誰が選ばれても喜んで行く人間は殆どいないそうだ。
おかしくないか?
- 毎年必ず『適正無し』の人間がきっちり数人現れるのか? それは採用担当の人事が無能ということの証明ではないのか?
- そもそもたった2ヶ月でその人間の何がわかる? 適当に選んでるのでは?
- 選定理由も公開されないのはおかしくないか? 黙って従えとは横暴に過ぎないか?
まあおかしいわな。『とりあえず前年のやり方を踏襲する』という、まさに前時代的なやり方言える。
ただ、こんな風につらつらと疑問を書き出しておきながらも僕はそこまで怒っていない。
だってこれがサラリーマンだもの。サラリーマンってこういうものだってみんな言ってるよ。そんなに楽しくないものだって、もうみんな知ってるよ。
でも良いこともいっぱいあるよ。
- 社会的地位が得られてローンも組める
- 簡単に首が切られず
- 鮮やかな成果を出さずとも毎月キャッシュが貰えて
- 福利厚生も充実してて
- 半年に一回ボーナスも貰える
ほら、良いこと尽くめだ。ちょっと希望と違う部署に飛ばされてやりたくない仕事をやるだけでこんなにもメリットが得られる。
やりたくない仕事だって別にとんでもなく過酷な労働ってわけでもない。嫌なら辞めればいいしな。
だから我慢しようぜ? 盛大に送別会だって開いてやるから。住めば都って言うし、案外新しい場所も気にいるかもしれないだろう。
「なんで俺?」
でもこの言葉と彼の表情は忘れられない。他人事とは思えない。向こうでも頑張れよ、なんて言葉をかけるのは躊躇われてしまった。
新人を毎年捧げるって生贄か何かか? 江戸時代の身分制度か?
こえーよ、もう今は2019年だぞ。時代遅れもいい加減にしろ。
一つ言えるのは、茫然自失としている彼を見て僕は『選ばれなくてよかった』と心底思っていたことだ。
選ばれなかったのは僕が優秀であるということではなく、たまたま人事や偉い人たちの目に止まらなかっただけ。
そして僕が今感じているのは、ただ『きついと言われる部署に行かなくて良かった』という安堵感に過ぎない。
どうしようもないことからは目を逸らすのが処世術だ。
会社とはドライな関係でいたい。お互いにお互いを利用し合うある意味で健全な関係
会社が非人間的な行いをするのはある意味で当たり前である。その行動による影響が何者かに現れたとしても、それはどこまでいっても他人事に過ぎないからだ。良い悪いに関わらず。
そもそも他人より自分が大事なのは当たり前であるべきだ。自分を大事にできない者は信用ならない。
故に会社は会社を成り立たせるために社員よりも自分を優先するのは当然だろう。
だからこそ僕も同じようにドライな態度でもって会社に接することにする。僕は会社よりも僕の方が大事だからな。
定期的なキャッシュをいただくために表面上は従う。だが僕は名誉ある出世なんて目標にしていない。会社の利益に貢献したいなんて、企業説明会に参加した時から今まで一度も思ったことがない。
それは僕のやりたいことではないから。そしてそれはこれからも変わらないだろう。
僕は30年間ETFや投資信託を購入するためのお金が手に入ればいい。できるだけ楽に働きながらね。だから今回キツそうな部署に飛ばされなくて本当に良かった。
明日からもぼちぼち頑張ってのんびり過ごしていこう。みんなも無理せずにマイペースにな。
ではでは