<2018年12月14日>相変わらず低調なトータルリターンを公開。楽天VTIを通して長期保有の簡単さを、持ってないけどGEを通して難しさを知った半年間。あと2019年の最初の楽天カード決済が無事受理されたよ<楽天VTI>
どうも、僕です。
米国市場は相変わらず低調らしい。
『らしい』というのは僕が全然その手の話に詳しくないからで、そして楽天VTIの損益がマイナスになっているから『下がっていることだけ』はわかるから。
最近のインターネットの発展は目覚ましい。特に投資においては個人投資家にとっての天国とも言えるだろう。なぜなら『誰でも参入できる』から。
僕は就活の時も含めて今まで四季報は読んだことないし、アメリカのニュースに目を光らせているわけでもない。だがそれでも僕は米国株投資家だ。
株価に縛られることもなく、好きな時に好きなものを見ている。なんとも気楽な身分である。
そんな感じで今日も積立設定だけしてほったらかしているマイポートフォリオとトータルリターンはこちら。
トータルリターン
‐17,616円
順調にマイナスを増やしている。だが放置。一応こういう時に投資家が取れる行動としては
- 狼狽売り
- 静観
- 買い増し
くらい。1は長期投資において論外。何故なら米国株ETFは長期的に見れば必ず上がるから。歴史が証明している。
2は今の僕のことである。3は過去の僕のこと。これは僕の投資スタイルが変わったのではなく、つみたてNISAの年間40万円の枠を使い切ったから動けないというだけ。
そして3の行動は実際に良い効果を僕にもたらしている。
5万円の追加投資が効いている
過去の僕はこんな感じで買い増しをした。
www.haiagare-sasami-r-vti.work
追加投資の金額は5万円。思ったより少ないかな。
だが大事なのは金額ではなく比率。40万円と言う枠に対し5万円は12.5%にも及ぶ。中々の大金を投じたのだ。それも『自分の所有する楽天VTIの平均取得価額より安く買えた』。ここが大きい。
これにより上リンク先の記事では同じような基準価額で損が20,000円を超えているのに対し、今回は17,000円程度。下落時に買い増しをすることで資産を増やしつつ損も減らせる。
しかし忘れてはならないことがある。
原則は『長期保有できる信用度の高いものに限る』
闇雲に買い増しするのがいいとは限らないのがポイント。僕の所有する楽天VTI、そして大元の本家VTIは基本的に20年、30年後のリターンがほぼ約束されている。だからこそこれしか買っていない僕にとって長期保有は簡単なもののように見える。
米国市場において分散投資をすることで堅実にリターンを取る。爆発的なリターンこそないものの、これは立派な投資戦略だ。しかも投資信託なので積立設定をするだけで基本的に放置。簡単かつ最強。
だが『長期保有できる』というのは本当はなかなか大変なものなのである。特に個別株においてはその傾向が顕著だ。今から紹介するような事例があるから僕は個別株をやらない。怖いからね。
長期保有が無駄になったパターン~GE編~
個別株の長期保有は難しい。
GEとはかつて世界一の時価総額を誇る企業だった。だが今はそうではない。
S&P500と並ぶダウからも外され、現在の株価は8ドルを下回る。凋落と言う言葉がふさわしい。
問題はかつてGEは『この企業の株は長期保有に耐えうる』とされていたことだ。それを踏まえた上で以下の画像を見よう。
もう結果は見えている。だが続ける。
仮に1993年から2018年の今日まで25年間GEを所有していたとしよう。本家VTIが20~30年保有していればほぼ確実に儲かるとされている。GEはどうだったのだろうか。
- 0~7年:株価が鰻登り
- 7~10年:株価が下がるものの持ち直すと信じてホールドor買い増し
- 10~15年:株価が持ち直してきたため「やはり長期保有に足る」と思い直す
- 15~16年:二度目の急落に焦るも、また持ち直すと信じる
- 16~23年:徐々に持ち直してきたため安心する
- 23~25年:3度目の急落。株価は25年前と同じになり、大量の損とGE株を抱える
どうだろうか。端的に言えば25年間が無駄になった。
狼狽売りもせずに、愚直に『下がったら買い』をした人間が損をしたのだ。恐ろしい話である。それもこれも『銘柄選別を誤った』ことが原因である。方法は間違っていないが対象が間違っていたのだ。
だがかつてのGEは紛れもなく優良株であった。25年先は誰にもわからず、この下落はどの企業にだって起こり得る。要するに個別株は
現在どれほど勢いがあろうと安易に長期保有をしてはいけない
ということだ。ETFとは比べ物にならない本物のリスクがそこには存在する。だから僕は個別株はやらない。コツコツ楽天VTIを積み立てて、あとは高配当ETFあたりに手を出すだけ。
2019年の方針を軽く確認
詳細は別記事にて書いたので、ここではちょっとだけ書く。
まずは以下の画像のように楽天カード決済によるつみたてNISA枠の消化がメインだ。買うのはもちろん楽天VTIのみ。
毎月25,000円で1年で30万円。残りの10万円は毎日100円積立用と買い増し余力枠として残している。
楽天カード決済と『毎日積立』の組み合わせにより効率的に楽天スーパーポイントを獲得しつつ、買い増し枠を残しておくことで2018年のように『下がったら買い』を実行する。これについてはこちらの記事で詳しく記述している。
www.haiagare-sasami-r-vti.work
繰り返すが、誰でもできるのだ。今すぐやらなくてもいい。でも『やってみないと始まらない』のも事実。誰かのきっかけになればいい。
貧乏学生でも40万円は何とか捻出できる
少々バイトを頑張って、少々生活費を切り詰めてみればできる。これは僕が保証しよう。何よりも将来の自分自身のために株式投資はやっておく方がいい。そして僕は楽天VTIをお勧めするぞ。
なんてったってプラスサムゲーム。みんなで金持ちになろうぜ。
ではでは